今日はアイルランド出身のロナルド・ケアンズさんが「人生で最も大切なもの」というテーマで語ってくださいました。
みなさんはあっと言う間に時間が流れると感じたことはありませんか。
特に今は世界中で様々な事件が頻発し、どこで何が起こるか分からない不安定な時代です。
だからこそ、私たちは人生についてまじめに考えなければなりません。
マタイによる福音書6章33節にはこうあります。
「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。」
私たちは生きていくうえで、仕事のこと、家庭のこと、勉強のこと、将来のことなど、考えることがたくさんありますよね。
しかし第一にするべきことは「神の国と神の義」であると聖書は言います。
「神の国」とは「神様の支配」とも言えます。
つまり、創造主であり唯一の神である方を自分の王とすること、もっと簡潔に言えば「神様と自分との関係について考えなさい」と聖書は言っているのです。
では、神様の支配を受け入れた人はどうなるのでしょう。
(1)その人は豊かな人生を送ります。
この「豊かさ」はお金ではなく、心の豊かさです。
神の支配を受け入れたクリスチャンにも悲しいことや悩みがありますが、そのような中でも神様が守ってくださるという確信がありますので、平安と愛があふれるようになります。
(2)また、死の恐怖が取り除かれます。
人は皆死を恐れますが、それは死んだあとどうなるか分からないからではないでしょうか。
神様の支配を受け入れた人は永遠のいのちが与えられると約束されていますので、死への恐れが取り除かれるのです。
このように聖書には素晴らしい約束がたくさん書かれていますが、それらを聞いてもなかなか受け入れられないと感じられる方が多いのではないでしょうか。
イエス様はマタイによる福音書13章でこんなたとえ話をされました。
ある人が種を蒔きました。
ある種は道端に落ち、鳥に食べられてしまいます。
ある種は岩地に落ち、枯れてしまいます。
ある種はいばらの中に落ち、いばらにふさがれてしまいます。
ある種は良い地に落ち、多くの実を結びます。
聖書の素晴らしい約束を聞いても、偏見や固定観念により受け入れることができない人がいます。
素晴らしい約束を聞いて初めは喜んでいても、不安が襲うと離れていく人がいます。
素晴らしい約束を聞いても、仕事やこの世の楽しみに心が奪われる人がいます。
神様と個人的な関係を結んで素晴らしい人生を歩むかどうかは、あなたの選択にかかっているのです。
聖書に書かれた素晴らしい約束について、よく聞き、客観的に考え、そして受け入れる決心をすることをお勧めします!